2回目の新人議員説明会がありました。杉並区の基本構想、基本計画、実施計画と今年度の予算概要、行革プランであるスマートすぎなみ計画について、担当課長から講義を受けました。これを徹底的に論破してぶち壊していかなければなりません。午後からは区内施設の見学で、杉並公会堂などをまわりました。PFI事業の先駆である杉並公会堂の運営は、開館1年で使用料の大幅値上げに至らざるをえない状況であることが、運営会社の役員からの説明ではしなくも漏れ聞こえてくるようでした(詳細な調査を要するけど)。
『すぎなみ未来BOX』最新号の<主張>を転載します。
<国会「論戦」で切り捨てられる労働者階級の存在と権利>
梅雨の兆しが感じられるような毎日ですが、カラリと晴れあがった日は1年で一番気持ちがいいかもしれません。
国会は6月23日の会期末→参院選へ向けて激しく動いています。この「論戦」のなかで、私たち労働者の存在は無視されて権利と生活は破壊されてようとしています。国会をめぐる政治状況と労働者をとりまく階級情勢が、今ほどかけ離れている事態はこれまでにありません。これは政治による労働者支配の破産でもあります。
<安倍政権の危機にもとづく凶暴性>
松岡農水相の自殺とは何か?「死者にムチ打つな」と俗に言いますが、私は政治に関わる者の端くれとして、これほど政治家としての責任を放棄した行為はないと思います。死ぬことで、権力と金の癒着をはじめとする政治(政権)の腐敗をさらに深い闇の向こうに押しやりました。
年金記録漏れ問題が争点になっていますが、一緒に参議院に送られた社会保険庁改革法案は、政治(政権)の責任を現場労働者に押しつけて切り捨てるものです。年金制度の破綻が社会保険事務所の現場労働者の責任でしょうか?社会保険庁を解体して労働者を全員いったん解雇して新規採用をする、その過程で労働組合を破壊し活動家を排除する…まさしく20年前の国鉄分割・民営化と同じ手法です。
こんな許すことのできない政治状況を打ち破っていけるのは、やはり労働者の団結にもとづいた闘いしかありません