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2007年9月A

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大和ハウス裁判 口頭弁論
9月6日(木) 午前10時30分
東京地裁 民事第34部 701号法廷
のホームページは、コチラ

9月4日(火)
11・4労働者集会、52人目の参加者
「イアンフとよばれた戦場の少女」

を翻訳するパクさん
イアンフとよばれた戦場の少女
川田文子=著
●四六・上製・272ページ
●2005年5月下旬発行
●本体価格1900円
●ISBN4-87498-342-1

第二次大戦中、旧日本軍の慰安所で性的奉仕を強要された「慰安婦」と呼ばれる人たち、戦場に拉致され繰り返し性的暴行を受けた人たち、その中には13〜16歳の少女も多く含まれていた。まだ幼く若いその少女らの運命を一変させた戦場の暴力。国際社会はそれを「日本軍が侵した戦争犯罪」だと断定した。
日本政府に誠意ある謝罪と補償を求める被害者たち。だが今年、日本の中学歴史教科書から一斉に「慰安婦」の記述が消えた……。
28年間の取材から豊富な写真と文で、性暴力被害者たちの人間像に迫った本

●目次

T ペ・ポンギさんとの出会い
 ・沖縄に残された「慰安婦」被害者
U 宋神道さんを訪ねる
 ・「慰安婦110番」に届いた在日元「慰安婦」の存在
V 南京レイプ 日本軍慰安所制度の成り立ち
 ・慰安所設置が急がれた理由
W 中国・山西省の大娘の証言
 ・日本軍の小部隊が君臨した村
 ・産後の楊さんを襲った二人の日本兵
X 日本軍将兵の記録と証言
 ・中国・戦犯管理所での「認罪学習」
Y インドネシアのイブの証言
 ・登録された二万二〇〇〇人余の被害者
Z サイパン帰りのたま子さん
 ・ラバウルとグアムの慰安所
[ 宋神道さんの裁判
 ・受けられなかった引き揚げ者給付金
◆年表「慰安婦」問題をめぐる動き
◆日本で行われている日本性暴力被害者裁判一覧
高文研
杉並・井荻街宣
夕食は吉○家風牛丼

厚生労働省交渉杉並住民の会を中心に20数名が決起
福祉労働者連帯ユニオンからも2人参加
アピールする長谷川英憲さん

介護保険の矛盾に追いつめられる厚生労働省

今日は大阪にいます。自治体における民営化施策の現状について調査するために、東大阪・八尾の関係者に会って話を聞く予定です。

そういう状況なので、介護保険のあまりにひどい現状を弾劾する厚生労働省交渉には参加できませんでした。当日の写真と申入書(申入人が交渉に欠席とは!問題あり?)を掲載します。

2007年9月4日
厚生労働大臣 舛添要一 殿
介護と福祉を要求する杉並住民の会
介護保険制度に反対!人として生きられる福祉・介護を求める神奈川県民の会
介護保険制度に反対し公的介護と福祉を求める女たちの会
一般合同労組東京西部ユニオン
福祉労働者連帯ユニオン
労組交流センター医療・福祉部会
杉並区議会議員 北島邦彦
相模原市議会議員 西村綾子

コムスンの不正請求事件は高齢者や労働者を食い物にして巨大な利益を上げてきた大企業がおこした許し難い行為です。しかし、本来、国や自治体が憲法25条に基づく義務としておこなうべき介護や福祉を、こうした営利第一主義の民間企業に市場として投げ与えたことに根本的な原因があります。

しかも、相次ぐ制度改悪によりますます高齢者から介護を奪い、労働者には低賃金と過酷な労働条件を強制するものとなっています。ヘルパー労働者はほとんどすべてワーキングプアの状態です。コムスン事件はこうした介護保険制度が根底から破綻していることを誰にもわかるかたちで示しました。それはまた、小泉内閣から安倍内閣へ激しく進められてきた介護・医療・年金など社会保障全体への規制緩和と民営化が、いまやどうしようもなく破綻し、もはや御手洗など資本家とその政府によっては立て直すことなどまったく不可能な事態に陥っていることを白日のもとにさらしたのです。しかも、安倍政権はその責任をすべて労働者や労働組合に押しつけようとしました。労働者、農民、高齢者などあらゆる民衆は抑えがたい怒りを爆発させはじめています。参院選での自民党の惨敗はそういうことだったのです。

私たちは去る7月3日、20日の二度にわたってこの問題について厚生労働省とコムスンに対して申し入れと抗議をおこないました。ここに私たちの要求を明らかにして申し入れるものです。
厚生労働省の真摯な回答を求めるものです。

要求項目
1、今回、コムスンが処分されたことにより、多くの利用者(高齢者や「障害者」)が介護を奪われる事態になるのではないかと危惧いたします。厚生労働省はこれら利用者の介護について保障すべき責任があります。どう責任をとるか明らかにしてください。
まず、今回のコムスンによる不正請求などの内容と厚生労働省などがとった処分や自治体への指導などについて示してください。
また、コムスンがとった対応はどのようなものですか。
さらに、コムスンがかかわる事業所でどれくらいの高齢者や「障害者」が介護されているか、施設介護、訪問介護で示してください。その人たちの介護はうち切られたり、たらい回しにされたりすることがあってはなりません。どのように保障されるか示してください。
2、コムスンにかかわる介護保険関係、障害者福祉関係の事業所でどのくらいの労働者が雇用されているか、示してください。これらの労働者は事実上、いったん解雇されることになるのではないかと思います。厚生労働省はこれら労働者の雇用を守る責任があります。をどう責任を取るつもりですか。
また、コムスンも含めていま、介護にかかわる労働者の低賃金、劣悪な労働条件などが大きな社会問題になっています。このことについて厚生労働省の認識をうかがいます。
さらに、介護事業の倒産、撤退が相次いでいます。これについても厚生労働省の現状認識と対策をうかがいます。
3,今回の問題は介護の民営化にもとづく介護保険制度の全面的な破綻を示しています。介護保険制度を廃止し、必要な人に必要な介護を公費で保障する制度を確立すべきです。


ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
海上基地建設を阻止するため連日命がけで座り込みする人たちがいる!
『沖縄防衛局が新設』
「那覇防衛施設局が防衛省の地方組織として新たに沖縄防衛局となり、3日、看板の掲示式が行われました。」

★QAB『沖縄防衛局が新設』
★RBC『沖縄防衛局名称変えで看板除幕式』
★OTV『沖縄防衛局 業務開始』
★沖縄タイムス『「沖縄防衛局」始動/那覇市で除幕式』
★『沖縄防衛局が始動』

沖縄を守るためでもないし、戦争を進めるために新設された防衛局。こんなものいらないと思う。残念です( -_-)

報道によると、『高江ヘリ着陸帯 砂利大量搬入 工事再開へ』。高江の工事が強行されようとしている・・・

kitihantai555 at 01:30|
辺野古から緊急情報 2007年09月03日
監視行動継続中

辺野古沖では3船団6隻が作業強行中で、ダイバーが海底に枠を置いて生物の調査をしている模様。こちらはその監視行動を続けています。その他の船団は広範囲に散らばっているようで、作業内容等は把握出来ていません。高江は人も集まっているようですが、天候が不安定ということもあるのか作業の動きは見られません。at 12:15

9/4・8:00

辺野古漁港から既にチャーター船10隻が出ていますので、昨日と同じ規模、もしくはそれ以上の数の船団で作業を強行するものと思われます。こちらは現在のところ船2隻、カヌー5艇が海上待機しています。台風9号が来ていますが、これは沖縄には上陸せず東海方面に上陸する予報が出ています。珊瑚など海の環境のためには沖縄に上陸した方が良いのですが。at 07:57

やんばる東村 高江の現状

ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う
のホームページから転載

9月3日(月)
まよなかしんやさんの新CD、ついに完成! 「やったぁぁぁっ
明日が出産予定日のサオリちゃんに、ボランティアの斉藤さんから手作りオムツ
保育所の子どもたち、店前の楽器で遊びます
廃材を風呂屋さんに持って行きます
夕食は則子さん作

ともに地域を築く
区民と区長のつどい
〜区民サービスの一層の向上と行政のスリム化へ向けて〜

練馬区行政改革推進プラン(素案)のページ
第二次区立施設委託化・民営化実施計画(素案)のページ

9月3日(月) 午後6時30分から8時30分まで   
 関区民センター2階
があったので、福祉労働者連帯ユニオンが行ってきました
区民からの民営化反対の意見に対して、いつものように、志村区長は、あからさまにイヤな顔を「いろいろな考えが私は選挙で当選して区民に信認されている」と言うだけで何も答えなかった。本当にヒドイ区長だな。参加者のほとんどが民営化に反対でした。「生命に関わることは民営化してはいけない。ワーキクング・プア=格差社会の原因は民営化と規制緩和」だとの意見が出ました。 

3日の国会前、座り込み
沖縄・糸満市の議員さんがカンパ
9・2 外環道・青梅街道インターチェンジ建設絶対反対!
今日2日、上石神井出張所で外環オープンハウスが行われました。
地域から10人で会場前ビラまきと署名、首尾よくやりぬきました。私は最初だけで失礼したので、他の方からの報告ですが、1ー5時で19筆の署名が取れたそうです。
都の都市整備部職員に「練馬の地域PI」開催について問いただしたところ、
・5月以来、PI委員を集めての会合はもたれていない。
・しかし、行政サイドでの準備は進めている。
戸崎という職員が「地域PIについては、当然大泉の方が先行すると思いますよ」「そのうち区報などで開催について出ると思います」と口をすべらしたのですが、住民側委員を無視して勝手に開催を決めることも、そんな風に練馬のPIを細分化するなどという案もまったく決まってなどいません。それは、「反対が少ない大泉の方でどんどん既成事実化する」と言っているに等しいわけで、抗議したところ「いやいや、それはそうです。10月ぐらいにPI委員を集めて協議するので、それからです」と濁しましたが、厳しく追及していく必要がありますね。
 いずれにせよ、お忙しいなかビラまき・署名に参加されたみなさん、ご苦労様でした。
外環道路計画対策委員会のメールから転載

ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!

海上基地建設を阻止するため連日命がけで座り込みする人たちがいる!
全国いっせい「辺野古に基地をつくらせない」国会請願署名!
国会へ提出します!日本全国の皆様、ぜひご協力くださいませ!(これまでに集まった署名につきましては集計作業が進められているようです。)
この署名がきっかけとなり、辺野古の事が多くに人たちに知ってもらえたらとも思います。(署名期間残り1ヶ月です!)
そして、署名が済んだらぜひ辺野古や高江に足を運んでください!
基地建設を止めるために、みんなでできる事をどんどんしていきましょう!!(^0^)

★全国いっせい「辺野古に基地をつくらせない」国会請願署名! kitihantai555 at 02:28
辺野古から緊急情報 2007年09月03日
9/3・午後

まず高江は今日は作業強行の動きは見られません。結構人数は来ているみたいですが、現在大雨です。辺野古沖では現在3船団が作業中です。こちらは船2隻、ゴムボート3艇、カヌー4艇が阻止行動を展開しています。陸上座り込み、陸上でのサポートメンバーが足りません。行ける人には是非声をかけてください。at 13:42

9/3作業船多し

現在、辺野古では作業船15隻が作業中です。こちらは船2隻、カヌー4艇で阻止行動展開中。高江では現在動きはありませんが、ただ本格作業強行が報じられていますし、辺野古の陸上作業ヤード設置関連の作業を強行してくる可能性もあります。夏休み後で人も減っています。是非駆け付けてください。at 10:53

9/2・10:10

高江ヘリパッド建設の方は作業強行の現在動きはありません。先週の様子などは「やんばる東村・高江の現状」をご覧ください。at 10:09

やんばる東村 高江の現状

ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う
のホームページから転載

アジア・ゲートウェイ戦略による三里塚闘争つぶしとたたかう
反対同盟のブログから転載
アジア・ゲートウェイ構想が労農学にもたらすものは、三里塚闘争への直接的な破壊攻撃にとどまりません。究極の「民営化・規制緩和・資本攻勢」に道を開くものなのです。(記事へ) ---------------
写真は空港内で、新誘導路が暫定滑走路の南端に接合する部分で行われている工事=東峰十字路北側開拓道路より撮影 (8月25日)
◆韓国良心囚の入院・治療を要求する緊急署名のお願い◆
韓国良心囚を支援する会全国会議です。
韓国良心囚の入院・治療を要求する緊急署名のお願いです。(既に署名をしたかたがいるかもしれませんが、他の人に転送、投稿、MLアップ大歓
迎どんどん広めてください)
いわゆる「一心会」事件で拘束されている前韓国・民主労働党事務副総長のチェ・ギヨンさんの肝臓病の病状が急激に悪化し、肝臓癌の恐れも出ています。家族をはじめ民主労働党などの関係者が、外部の専門病院で入院治療を求めています。そこで日本か
らもこれを支援し緊急の署名運動することになりました。多くの皆様のご協力をお願いします。とりあえず緊急ですので9月16日頃を第1次の締め切りとさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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●緊急署名のお願い●
病気で苦しむチェ・ギヨンさんの入院・治療を!!
(いわゆる「一心会事件」拘束者、前民主労働党事務副総長) 

<要 請 書>
韓国 大法院 裁判長 殿   韓国 法務部 長官 殿
いわゆる「一心会」事件で拘束中であるチェ・ギヨンさんの病気が悪化しているので、
1、外部の専門病院で、入院・治療を行ってください。
2、入院・治療のために、仮釈放をしてください。

お名前:
ご住所:
E-mail送り先:BZE24046@nifty.ne.jp

署名郵送先:韓国良心囚を支援する会全国会議
〒112-0002 東京都文京区小石川1-1-10-105 /fax03-5684-0194

<署名趣旨>
 昨年10月以来、いわゆる「一心会」事件―386世代スパイでっち上げ事件で拘束収監中であるチェ・ギヨンさんは、最近急激に肝臓の具合が悪くなり、肝臓癌の可能性も出てきました。

 家族対策委員会によれば、普段から肝臓が良くなかったチェギヨンさんは、8月に入り急激に体の具合が悪くなり、収監中の永登浦拘置所での血液検査によって、肝臓数値が243(一般人0〜7の間)と高くなって、肝臓癌陽性反応が出たことが分かりま した。病状の急激な悪化は、昨年秋の逮捕以降、不当な拘留と抗議断食、残念無念の思いの中で強いられる監獄生活で心身に強いストレスが溜まったためです。

家族たちはこの結果を受けて、チェ・ギヨンさんがこれまで通っていた医師の「肝臓の数値上肝臓癌初期の可能性があると思う。正確な診断のためにCT撮影など精密検査の実施が必要だ」と言う意見を永登浦拘置所に伝え、CT撮影の実施を要求する
一方、診断書を添付して病気保釈申請書を提出した。しかし裁判部は、16日の第2審判決の宣告と一緒に、家族たちの病気保釈申請を棄却しました。

 家族対策委は、裁判部の棄却決定に強く抗議し、14日実施した精密検査結果の出て来る29日頃、検査結果を添付して再度病気治療のための保釈申請、拘束執行停止など「治療のために可能なすべての措置を取る計画だ」と明らかにしています。

 チェギヨン夫人の金銀周さんは「拘置所から出ることも重要だが、それより主人の健康を優先したい。治療をもまともに受けることができることを願う」と言っています。

 去る16日ソウル高等法院刑事3部(部長判事シムサンチォル)は、いわゆる「一心会」事件の関連者 5人に対する宣告公判で、チャンミノさんに懲役 7年と追徴金1900万ウォン、ソンジョンモクさんに懲役 4年、崔基永さんに懲役 3年 6ヶ月、李ジョンフンさんと李ジンガンさんに懲役 3年を宣告し、 5人全員に懲役刑と等しい期間の資格停止刑を付け加えました。

 チェ・ギヨンさんの家庭には、夫人の金銀周さんと3歳になる一人息子の赫俊君が、父親の健康と一日でも早い帰りを待っています。保守政治家や財界人には、特別な釈放や一流病院での入院治療を認めておきながら、民主労働党関係者には認めないとは全く不公正であり非人間的です。病気で苦しむチェ・ギヨンさんの仮釈放を認め入院治療を行うべきです。

 多くの皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。
2007年8月22日
署名取り扱い(問い合せ・送付先)韓国良心囚を支援する会全国会議
〒112-0002 東京都文京区小石川1-1-10-105 /fax03-5684-0194
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<以下参考資料>
【「一心会」―386世代スパイでっち上げ事件】とは
 昨年10月、80年代に学生運動をした民主労働党幹部ら含む386世代(1990年代に30歳代で、80年代に大学に通った60年代生まれの世代)の5名が、国家保安法上のスパイや北朝鮮に国家機密を漏洩したという容疑で逮捕され、12月から裁判が行われた。この事件は、北朝鮮の核実験など、政治・軍事的な緊張が朝鮮半島で高まったこと利用して起こされたものだ。守旧公安勢力が、南北の和解と社会の改革を進め、大統領府、政府、議会や企業など社会のさまざまな分野の背骨を担っている386世代を叩くことによって、一挙に巻き返しを狙ったもの。逮捕当初から容疑内容に対して数々の疑問が呈されていて、逮捕された5名は全員完全無罪を主張している。

【逮捕された5名のプロフィール】と判決量刑
チャン・ミンホ氏(44、IT企業経営者、米国市民権保持者) 求刑15年→第1審懲役9年→第2審懲役7年・追徴金1900万ウォンイ・ジョンフン氏(42、元民主労働党中央委員、85年高麗大三民闘委員長) 求刑12年→第1審懲役6年→第2審懲役3年ソン・ジョンモク氏(42、塾経営、85年延世大総学生会学術部長) 求刑12年→第1審懲役6年→第2審懲役4年イ・ジンガン氏(42、会社員、高麗大) 求刑10年→第1審懲役5年→第2審懲役3年チェ・ギヨン氏(40、民主労働党副事務総長、88年全代協事務局長) 求刑10年→第1審懲役4年→第2審懲役3年6月(※この他、全員に対して懲役と同じ期間の資格停止が付け加えられている)

【国家保安法】とは
 韓国の治安立法です。軍事政権時代は、情報機関とともに人権弾圧に猛威をふるいました。この法律は、「北朝鮮を主敵と定め、これに支援、連絡、会合などを一切行ってはいけない」という内容です。国連加盟国である北朝鮮、統一の対象である北朝鮮と一切の交流ができないのは、時代錯誤、現実無視との批判が圧倒的です。人権上問題が多いとして、国連人権委員会も法廃止の提言を何度も可決しています。
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<参考資料2>
<韓国良心囚を支援する会全国会議>声明
いわゆる一心会事件―386世代スパイでっち上げ事件の第2審有罪判決に対する抗議と要求

 8月16日ソウル高等法院刑事3部(部長判事シムサンチョル)で、いわゆる一心会事件―386世代スパイでっち上げ事件の判決公判が行われ、有罪重刑が宣告されたことに強く抗議します。

 裁判部は、第1審の求刑と同じ求刑に対して、チャンミンホさんに7年(15年)と追徴金1900万ウォン、ソンジョンモクさん(12年)に懲役4年、イジョンフンさん(12年)とイジンガンさん(10年)に3年、チェギヨンさん(10年)には3年6月の懲役を宣告し、5人全員に懲役刑と同じ期間の資格停止刑も付け加えました。〔()内は求刑〕

 裁判部は、判決の中で、一審同様、スパイ団の存在自体を認定せず、また更にソンジョンモクさん、イジョンフンさんとイジンガンさんのスパイ行為の容疑についてもスパイ罪を認めず無罪となりましたが、「民主労働党の情報を北朝鮮に伝達した」とされる部分については国家機密を漏洩したとして国家保安法を適用し、有罪と断定しました。

 しかし民主労働党の情報が、果たして国家機密といえるのでしょうか!!もし仮にそういう伝達があったとしても、民主労働党にとっての機密であるとしても、国家の機密とは到底いうことはできないはずです。この意味で第2審判決は、一審判決同様に、国家情報院の事件ねつ造を見抜けず、民主化と統一を目指す運動団体や人々に対する予断と偏見に満ちた全く不当な判決だと言わざるを得ません。

 現在、6カ国協議の2・13合意に基づく朝鮮半島非核化へ向けた初期段階の措置が履行され、更には第2次南北首脳会談が行われ朝鮮半島の緊張が若干和らいでいます。このような情勢の中で、いまだに北朝鮮を敵とし利敵団体云々と言って民主化と統一を求める人々の思想と良心の自由をしばる国家保安法は反民主、反人権の悪法であり、こうした悪法に基づいて有罪を宣告することは、冷戦思考を脱していない政治的な判決です。

 すなわち年末の次期大統領選挙や来年の総選挙を控え、与党「ウリ党」はもはや消滅し、統合したとはいえバラバラ状態で力の無い与党勢力は放っておいて、第三の勢力として大きな変数になるかもしれない民主労働党と進歩勢力に打撃を加えながら社会全体を保守勢力に有利な方向に誘導するために事件をでっち上げた守旧公安勢力の意図を追認する弾圧のための全く不当な判決です。

今回有罪判決を受けた民主労働党の前事務副総長であったチェギヨンさんは、この間肝臓の具合が急激に悪くなり、血液検査の結果、肝臓癌の陽性反応がでました。崔基永前副総長は、以前より激務のため肝臓が弱かったが、病状の急激な悪化は、昨年秋の逮捕以降、不当な拘留と抗議断食、残念無念の思いの中で強いられる監獄生活で心身に強いストレスが溜まったためです。

 このような危険な検査結果が出たにもかかわらず、裁判部は、病気治療のための保釈申請を却下しました。崔基永さんの家庭には、夫人の金銀周さんと3歳になる一人息子の赫俊君が、父親の健康と一日でも早い帰りを待っています。保守政治家や財界人には、特別な釈放や一流病院での入院治療を認めておきながら、民主労働党関係者には認めないと言うことは全く不公正であり非人間的です。病気で苦しむ崔基永さんの仮釈放を認め入院治療を行うべきです。
2007年8月16日
韓国良心囚を支援する会全国会議
東京都文京区小石川1-1-10-105 /fax03-5684-0194

<民主労働党声明>
[論評] いわゆる「一心会」事件2審裁判結果を糾弾する

 今日午前、6・15共同宣言以来最大のスパイ集団事件だと保守言論が連日大書特筆したいわゆる「一心会」事件に対する 2審宣告公判が進行された。2次首脳会談を目前にしても国家保安法による裁判が堂堂と進行されること自体が矛盾で恥ずかしい歴史として記録される事だ。

 変化された情勢と利敵団体無罪、一部拘束者の場合スパイ罪も無罪の判明が出たにもかかわらず、若干の減刑だけして3年から7年までの重刑が再び宣告された。2審裁判部がこのように苛酷な刑量を宣告したことは 1審裁判部と同じで、いわゆる「一心会」事件で操作捏造された点を覆おうとする政治判決を下した結果である外に見ることはできない。

 利敵団体でもなくて「東郁火院」にとどまったという証拠もないままに、所持したいくつかの文書を国家保安法に引っ掛けて実刑宣告したことは、急進展する南北関係の流れには目をつぶって、守旧公安勢力の機嫌を伺いながら進行した政治判決と同時に公安判決だ。民主労働党は 2審判決を決して受け入れることができないし今度の判決に対して強力に抗議の意思を表明する。

 2審でも利敵団体構成の疑いが無罪として判明がでたことは、その間民主労働党を取り上げてスパイ集団云々したことが、明白な民主労働党殺しの陰謀だったことを示しているのだ。魔女狩りの当事者たちであるハンナラ党と国情院、守旧言論たちは民主労働党に丁寧に謝らなければならない。

 もう何日後にはノ・ムヒョン大統領が京義線道路を通じて平壌を訪問する。国家保安法をそのまま適用すれば「反国家団体首魁」と会談をするわけだ。一方では「反国家団体首魁」と合法的な首脳会談が進行されて、他の一方では罪のない人々がスパイとして追われて重刑の宣告を受ける国家保安法体制の二重性を明らかに見せてくれている。

 一方、今度の事件で拘束された崔基永前事務副総長は拘置所で急激な健康悪化を訴える中、血液検査で癌陽性反応が出た。催前副総長が以前にも激務などで肝臓が良くない状態だったが、このように病状が急激に悪くなったことは、無理な拘束と抗議断食、悔しい監獄暮らしで心身の苦痛が累積したせいだ。

 しかし裁判部は崔前副総長の病気保釈の申請を棄却した。崔前副総長は拘置所医務科で肝臓癌診断を受けたけれども精密検査を一度も受けることができなかった。ところが「組織暴力団動員暴行事件」の主人公である韓火グループ会長キム・スンヨン
は鬱病を理由にソウル大病院入院を許容された。国家保安法がどんなに非人間的で残忍な法であるのか、またこの社会がどんなに公平性を失った社会なのかを切実に感じる。

 民主労働党は進歩政治の発展をさえぎり、個人の健康と家庭の平和を破壊して、民族の統一に逆行する反人権、反統一悪法の国家保安法廃止のためにすべての努力をつくすつもりだ。

2007年 8月 16日
国家保安法廃止と民主労働党陰謀解体工作粉砕対策委員会

<民衆の声>記事
民主労働党崔基永事務副総長健康悪化 「一心会」事件拘束収監…肝臓数値危険、肝臓癌初期可能性提起

いわゆる「一心会」事件で、永登浦拘置所に拘束収監中の、民主労働党崔基永事務副総長の健康が極度に悪くなって、肝臓癌である可能性があるこが分った。家族対策委によれば普段も肝臓が良くなかった崔基永副総長の肝臓数値 が243(一般人0~7の間)と高くなって肝臓癌陽性反応が出たこが分った。

このような事実は永登浦拘置所で実施した健康検診の結果現われ始めたことで分った。永登浦拘置所の検診結果を受けた家族たちは普段崔基永副総長が通っていた病院に諮問を求め、「現在状態が分かるためには血液検査が必要だ」と言う担当医者の意見に従って、去る 8月 9日頃崔基永事務副総長の血液検査を実施した。家族たちは去る 14日血液検査の結果 「肝臓の数字上肝臓癌初期の可能性があると思う。正確な診断のためにCT撮影など精密検査実施が要求される」と言う意見の伝達を受けて永登浦拘置所を尋ねて、CT撮影を実施する一方、診断書を添付して病気保釈申請書を提出した。

裁判部は去る16日宣告で家族たちの病気保釈申請を棄却したことが分った。家族対策委は裁判部の棄却決定に反発、14日実施した精密検査結果の出て来る29日頃検査結果を添付して病気保釈の再申請、拘束執行停止など「治療のために可能なすべての措置を取る計画」と明らかにした.

 崔基永事務副総長の夫人である金銀周さんは「拘置所から出ることも重要だが、それより主人の健康が優先」と言いながら「治療でもまともに受けることができることを願う」と語った。

これに先たちソウル高等法院刑事3部(部長判事シムサンチォル)は去る 16日いわゆる一心会事件と関連者 5人に対する宣告公判で、チャンミノさんに懲役 7年と追徴金 1千 900万ウォン、ソンジョンモクさんに懲役 4年、崔基永さんに懲役 3年 6ヶ月、李ジ
ョンフンさんと李ジンガンさんに懲役 3年を宣告して 5人全員に懲役刑と等しい期間の資格停止刑を宣告した。
2007年08月17日  民衆の声
(インターネットニュース「民衆の声」ホームページより)

英軍、バスラ撤収 イラク完全撤退へ加速 東京新聞2007年9月3日 夕刊
 【ロンドン=池田千晶】イラク南部バスラに駐留する英軍は二日夜、バスラ市中心部の宮殿を拠点とする部隊五百五十人の撤収を始めた。英BBC放送などが伝えた。英国防省は同日、声明を発表し、二、三日中に宮殿の治安権限をイラク側に移譲できるとの考えを示した。

 部隊は、バスラ市郊外の空港に近い英軍基地に駐留する約五千人の英兵に合流する。二〇〇三年のイラク戦争開始以降初めて、バスラ市内から英軍が完全に姿を消すことになる。

 英軍は、陸上自衛隊が駐留したムサンナ州など南部四州の治安維持を担当、地元の警察の訓練などにあたってきた。既に三州でイラク側に治安権限を移譲。今年二月には、治安改善を理由に五千五百人への兵力削減を打ち出した。今秋には残るバスラ州でも治安権限を移譲し、完全撤退へ向けた動きを加速させたい考えとみられる。

 だが、イスラム教シーア派内の抗争が続くバスラでは、民兵組織の活動が活発で治安回復にはほど遠い状況。英国内では、相次ぐ英兵の死亡などを受け早期撤退を求める声が強まっており、今回の撤退は、英国の「敗北」を意味するとの見方も強まっている。
週間現代9/3 キャノン偽装請負「格差社会、経営の正体」: 週間現代9/3 
工場誘致に応じ隠れ補助金、19億円をゲットして、正社員は15%---平成の絶望工場を往く
週間現代からキャノン偽装請負第二弾--工場誘致に補助金

大分知事は元経済産業省事務次官であった広瀬勝貞さんです。地方の中小企業が疲弊していく中、大手製造業に対しての企業誘致をすることによって県内の雇用確保対策として大分出身である御手洗会長のキャノンにお願いしたのであろう。また、キャノンにしても、国内工場が必要であった時代にもなってきていた。

しかし大分キャノン工場も6800人の従業員の内正社員が15%で約85%が、偽装請負などによる非正規雇用の若者ばかりだという。税金を投入しながら、派遣先に責任がない雇用形態で就労させていたキャノン。まさしく犯罪企業といえるのではないか。

しかし、この週間現代のキャノン偽装請負の特集は、キャノン対してかなりの衝撃をあたえているのかもしれない。昨年の朝日新聞の偽装請負の記事以上かもしれない。

キャノン御手洗会長は、朝日新聞社からだしている強いニッポンの中で、選択と集中と提言している。

経営に及ばず個人の場合でも、選択と集中という言葉自体は、大変重要なことです。得意分野をのばす、或いは力を入れる部分に全力を傾けるなど。

しかし、キャノンだけではなく他の大手製造業においては、選択と集中を大きくはずしている。人間を物と同じように15%正社員に対しては、恩恵を与え、残りの85%の非正社員に対しては、低待遇と切り捨てを行う。偽装請負の特集をする前には、キャノンは、偽装請負のような非正社員を工場全体の90-95%ぐらいまでにしようかと検討していたという噂も聞く。

偽装請負会社が、本来の企業のように人材育成をともなっている企業ならばまだわからないこともないが、ほとんどの会社が、斡旋口利き会社であるためにキャノンの偽装請負拡大に対しては、罪が大きいのではないか。それも日本の経済政策に影響力を持つ要職にもついていると。

トヨタ、ホンダなどの自動車産業には、以前から直接期間工というものを全国で募集してきた。しかし、その直接期間工で格差社会という言葉すら聞かれていない。それが、企業が直接行わずに口利き斡旋会社をいれれば、低待遇で奴隷のように小間切れ契約で労働者を扱うようになった。ここが、製造業における犯罪の原点ではないだろうか。

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