日 誌 |
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6月30日(土) |
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今日の「街」 |
昼食は引っ張りザルうどん | 天ぷら | 厚焼き玉子 |
佐藤さんからカステラの差入れ | 大越さんからハネやんへ差入れ | |
中小路さんとお孫さん |
’07参院選 選風 ネットカフェ難民 1畳の暮らし 1票遠く 東京新聞2007年6月30日 夕刊 |
ネットカフェで寝泊まりする人らに相談会のチラシを手渡すグループの弁護士=東京都新宿区歌舞伎町1丁目で |
今月下旬の夜、ネオンが輝く東京・新宿の歌舞伎町の一角。二十四時間営業の「ネットカフェ」に出入りする人に、背広姿のグループがビラを手渡していた。 「何か困ったことはありませんか」 パソコンがある個室などで、飲食をしながらインターネットをしたり、漫画や雑誌を読んだりできるネットカフェ。ソファで寝ているのは、遊び疲れて始発電車を待つ若者だけでなく、生活の拠点を失った三十代以上の中高年も多い。グループは、そうした人たちの困りごと相談に乗る弁護士や司法書士たちだ。 「ここで寝泊まりする人も広い意味でのホームレスなんです」。ホームレス総合相談ネットワークのメンバーで司法書士の後閑(ごかん)一博さん(45)は言った。 翌日夜。夜十時から八時間で千円の割引パックを目当てに、派遣社員の男性(31)がいつものネットカフェを訪れた。だが個室は満室。仕方なく、夜十一時から六時間で千百円のパックに空きがあった別の店へ。百円の違いもバカにならない。「参院選? それどころじゃないですよ」。あきらめ顔でつぶやいた。 薄い板で仕切られた個室は一畳ほど。何とか横にはなれるが、周りからいびきが聞こえ始めるともう眠れなくなる。 一年前、勤務先の小さな会社が倒産し、東北から上京した。派遣元から毎日、携帯電話のメールで紹介される仕事を請け負う。主に建物の解体や倉庫での仕分けをして一日七千円ほどの手取り。この半年は、ネットカフェを転々としてきた。 明け方にはファストフード店で時間をつぶし、朝六時すぎに派遣先へ向かう毎日だ。「この先? 分からないな」。疲れた顔で苦笑いした。 「貧困とかネットカフェ難民とか世間でいわれているのは、自分のことだって分かってる。国民年金の保険料も払ってない」。住民票を移す住まいもなく、参院選の投票に行きたくても行けない。「貧困や年金が争点でも、当事者の私が投票に行けない。情けないね」 四十代の女性が夜食の買い出しにネットカフェから出てきた。「今、仕事は探してないの。きっとできないんじゃないかと思うと…」。かつては事務をしていたがこの十年間、精神障害で仕事に就いていない。月約十万円の障害年金が生活の糧だ。申請時は「妹の家に同居」と届けたが、いつまでも世話にはなれず、そこを出た。 財布には小さく折り畳んだファストフード店のクーポン券がびっしり。手帳には毎日の食事代や電車代と一緒に、都内に暮らす親の名前が書き込まれていた。着替えなどは、一日三百円のコインロッカーの中。「お金がなくなると荷物を出せない。こんな暮らしでは、選挙も遠い世界のことみたい」。うつろな目を向け、女性はネットカフェに戻っていった。 居場所の定まらない不安定な生活は、一票を行使する権利すら奪う。後閑さんは言う。「働く能力のある人がつぶされている。セーフティーネットからこぼれ落ちて、一日働いても安定した住居に眠るだけの収入を得られないのは、就労政策が無策である証しだ」 (佐藤直子) 『貧困に取り組まぬ政治家いらない』 あす集会派遣労働者や多重債務者、障害者、野宿者らの自立支援に取り組む「反貧困ネットワーク準備会」は七月一日午後一時半から、東京・永田町の社会文化会館で「もうガマンできない! 広がる貧困−人間らしい暮らしを求めてつながろう」と題した集会を開く。 「<貧困>問題に取り組まない政治家はいらない」を合言葉に、年金生活者と生活保護受給者、正規労働者と非正規労働者−といった立場の違いを超えて貧困の問題について話し合う。参加費五百円。問い合わせは湯浅誠さん=電080(3022)4422= |
ちゅら海をまもれ! 沖縄・辺野古で座り込み中!
海上基地建設を阻止するため連日命がけで座り込みする人たちがいる!
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6/28 |
辺野古から緊急情報 |
6/30・7:45 |
今日は既に阻止行動が始まろうとしています。辺野古漁港から作業のチャーター船が4隻出ているようです。作業船の総数は分かりません。船とカヌー隊は海上待機しています。at 07:48 |
6/29・19:00 |
今日は作業強行はありませんでした。皆カヌー練習に励み、陸上座り込みも続けられました。明日も同じ態勢で臨みます。日差し対策と水分補給の準備を整えて辺野古に駆けつけてください。at 19:05 |
6/29・11:20 |
基地建設阻止おおかな通信 |
6/29の情報 |
6/29夜までの情報です。このところ辺野古の報道が全くと言っていいほどありませんが、作業強行に対する阻止行動は行なわれています。報道として新鮮味が無いということなのか、それとも高江ヘリパッド建設に報道の目を向けておいて辺野古も同時に作業強行をするつもりなのかは分かりません。今週の作業船の動きは少しノラリクラリとしていて、こちらの動きを試しているかのような感じだったと言います。本当に来週高江と共に同時に作業強行という事態になったとしたならば、かなり厳しい状態がまた引き起こされます。特に高江に関しては「阻止行動」そのものがとてもやりにくい場所ということもあり、一旦作業車両が演習場の中に入ってしまえば、何をどの程度やっているのか監視もしにくい環境にあります。まさに入り口で止めないと後はやられ放題ということになってしまいます。また辺野古では阻止行動の人数なども細かく調査されていると思いますので、海上保安庁を伴った大量動員をかけて来たとしたならば、作業強行されてしまう箇所も多くなるだろうと思います。機材設置は全部が済んでいるわけではないという発言からも分かるように、阻止行動で止めている部分などを集中的に狙って来るかもしれません。既に設置されている機材に関してはメンテナンスなどが主な作業のようですが、それも戦争につながる基地建設の一環としての調査機材を点検するわけですから、出来る限り阻止しています。 基地建設阻止は第一に平和を守るためであり、同時に自然を守るためでもあります。いつも言うようにこの二つは絶対に切り離せません。自然環境に配慮の無い平和運動はあり得ませんし、自然環境が本当の意味で守られているところにこそ真実の平和は実現するからです。沖縄の自然破壊は相当酷い状態を曝しています。もし観光客の方々がクラゲネットに囲まれた人工ビーチで、とりあえず青い海を見て「これぞ沖縄」と言っているのだとしたならば悲しい話です。同時に沖縄の人たちも基地やリゾートホテルの開発が当たり前の風景になっているのだとしたならば、それはもっと悲しい話です。辺野古や高江を蔑ろにして行くということは、やんばるの生態系を維持出来なくなるということをも意味します。やんばるの自然は沖縄島にとってはもはや生命線です。辺野古や嘉陽の海にはクラゲネットなどありません。危険生物として指定されているハブクラゲがいないからです。それは何を意味するのでしょうか。海流のある自然のままの綺麗な海ではハブクラゲはほとんど見られません。那覇周辺の淀んだ湾などではよく見られますが、ハブクラゲがいるということはそこが奇麗ではないということを表すと言っても良いでしょう。また辺野古の海にいると「潮の香り」はしますが、「潮臭い」と感じることは全くありません。東京湾や湘南などで漂う「潮臭さ」は、本当に自然のままの綺麗な海には無いのです。それは何よりも沖縄に住む海人や、その海で育った人たちであるならばすぐに分かることだろうと思います。 さて明日は在沖米軍が起こした大惨事の一つの記念日です。新聞記事もリンクしてありますが、「宮森小学校米軍機墜落事故」です。うるま市石川の宮森(みやもり)小学校は沖縄島東海岸を走る国道329号線とそのバイパス(R329石川バイパス)の間の地区にあり、金武湾と石川川にはさまれた場所です。48年前の1959年6月30日、朝10:30に嘉手納基地から飛び立ったF100戦闘機(ノースアメリカンF100スーパーセイバー)が、ちょうど給食中だった宮森小学校の校舎を直撃する形で墜落しました。児童11名、一般市民6名の計17名が亡くなり、120名以上の重軽傷者を出した大惨事でした。小学校の3つの教室が全焼、近くの民家や公民館も焼失しました。この事件を思うとき、2004年8月23日2:15に沖縄国際大学構内に墜落した米海兵隊のCH53-Dヘリコプターの事故の光景を思い出します。沖国大の時は事故後米軍により現場が封鎖され、沖縄県警も閉め出されました。宮森小にF100が激突した時の沖縄はアメリカの統治下で、同じように米軍によって現場封鎖され、報道陣も救援の車でさえも現場に近づくことは出来なかったそうです。今も昔も米軍は本質的に何も変わっていないということを強く印象づけられる思いがします。軍隊のためならば、多少の犠牲は仕方がないということでしょう。米軍の事故や犯罪は当時も今も減ってはいません。それらすべて基地という存在が持つ構造的なマイナス部分であることを、私たちは必ず念頭に置いておかなければならないと思います。 |
東村高江ヘリパッド建設阻止行動 |
号外です。東村高江ヘリパッド建設に抗議するため、座り込み阻止行動が開始されます。以下連絡が入りました。転送して構わないようです。 7月2日(月)より、東村高江での「ヘリパッド建設反対」座り込みがいよいよ始まります。高江区は人口150人の小さな集落です。お年よりも多いため、座り込みの人数が足りません。一時間でも、一日でもかまいません。皆様のご参加をよろしくお願いいたします。 2007年7月2日(月)より ※現在、休憩場所、宿泊も兼ねたブロッコリーハウスを建築中です。泊り込みによるご参加の方は念のためテント・寝袋等を用意してください。現地より車で40分ほどの名護市瀬嵩のジュゴンの里に泊ることも出来ます。(若干名) 呼びかけ人 皆様もご存知のように、東村高江区を取り囲むようにヘリパッドが建設されようとしています。私たち「なはブロッコリー」は東村高江区の皆さんと共に、現地での座り込みや那覇での施設局交渉など全力を挙げてヘリパッド建設阻止に向け取り組んでいきます。しかしながら、微力な私たちでは人手が足りないのが現状です。そこで、高江区民と共に皆様へご協力を呼びかけます。どうぞお力添えをいただきますようお願い申し上げます。 沖縄島北部は世界でも類を見ない亜熱帯と温帯の動植物の生息域の交差する豊かな生態系をはぐくんでいます。そして、高江区の皆さんはその自然と共に共生しながら暮らしてきました。 そんな高江区を取り囲むように建設の予定されている、米軍ヘリパッドを私たちは絶対に許すことができません。沖縄戦で私たち沖縄人の命を救った森「やんばる」この自然を壊す米軍を、日本政府を本当に許すことはできません。政府という権力に、私たちは心を繋げて闘っていきましょう。皆様ぜひ、高江区へ来て一緒に座り込んでください。よろしくお願いします。
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